10日も記事を書くのが空いてしまいましたが、例の兄の問題解決に1週間費やしていました。
(というか、私の精神状態が他が手につかない状態だったのですが;)
ちなみに問題自体はコチラです↓
それから1週間経過して問題を兄が自力で解決したので記しておこうと思います。
先んじて、ブログやTwitterなどで心配してお言葉いただいた方も、心の中で案じていただいた方も、本当にどうもありがとうございました!
前回の記事後
実はこの出来事は学校ではなく習い事(毎回記事で書いているので何の習い事でかバレてしまうでしょうが^^;)で起こった事だったので、関係修復するにも週に1回しかチャンスは巡って来ないという状況でした。
親からすると早く解決したいけれど、生殺し状態に陥っていましたが。。。
解決できた今だと「準備が出来て良かったなぁ」と思えます。
(好転したからこそでしょうが)
なので、その当日が来るまでこんな事をしていました。
時間があれば2人で話し合い
どんなスキマ時間にも息子と2人で話しました。
私は子供に対しては結構直球な人間なので、話す内容は今回の問題の事です。
今気持ちはどうか、母はこう思うけれど貴方はどう?など。
ですが、子供というのは本当に母の意見に左右される事が多いので;
(母に全幅の信頼を置いているという事ではあるのですが)
早々に、母の意見だけ聞かせていてはダメだと思いました。
D・カーネギー「人を動かす」読み聞かせ
2日目には息子が学校へ行っている時間に本屋さんへ。
この本を購入してきました↓
『カーネギーおじさんに教わる こども「人を動かす」 友達の作り方』
原本は、アメリカのデール・カーネギーという人が80年以上前に書いた「人を動かす」というもので、どちらかというとビジネスパーソン愛読書で有名ではないでしょうか。
「こども 人を動かす」は、齋藤孝さんが子供向けに解説された本です。
もちろんD・カーネギーさんだからや齋藤孝さんだからで選んだのではなく、本屋さんで内容をじっくり見て選んできました。
本に対する感想は改めて別で書きますが、本当に子供にも分かりやすくなっていました。
これを毎晩寝る前に読み聞かせつつ、それに対しての考えを1P毎に親子で話し合うという事を5日間続けました。
時間で言うと、寝る前の15分程度です。
布団に入りながらなので読んでいる最中に息子は眠りについていました。
主人は「今は子供にもカーネギーが必要なのか;」と言っていました^^;
問題解決前日
もちろん前日も読み聞かせをしましたが、前日なので翌日はどうするかを話しました。
息子の「友達になろう作戦」への気持ちは変わらず、そうなるにはどうするつもりかを聞いて話しました。
息子の作戦はこうです。
⚫︎今までつけて行ってなかったけれど、話のきっかけ作りの為に鬼滅の刃のキーホルダーをカバンにつけて行く。
⚫︎いつも時間ギリギリに行っていたが、早く行って友達になる時間を作る。
⚫︎クラスのほとんどの子が鬼滅の刃が好きだから、鬼滅の刃の話をして相手を惹きつけて友達になる
カーネギーさんの言葉で、友達になりたかったら相手の好きな事を見つけようという内容を聞いて思いついたのだと思います。
母は「え?鬼滅好きはなんでそう思ったの?大丈夫?根拠は?」となりましたが、鬼滅の刃のキーホルダーをしている子が多く、相手のお子さんもそうだという事でした。
問題解決当日 直前
息子の作戦通り、いつもより早い時間に行く事に。
行きの車内でもギリギリまで話していました。
車内での会話。
兄:実はちょっと怖い。
母:そうだよね、分かるよ!怖いの当たり前だよ〜。今からする事はとても勇気がいる事だし、それが出来る子って全員では無いよ!
兄:うん。
母:でもカーネギーおじさんの本にも「問題は早く解決した方が良いし、時間をおけばおくほど仲良しになるのが大変になる」って書いてあったよね。
兄:うん、怖いけどやっぱりやってみるよ。
いつもより早く到着し、見送るところまでガッチリと手を握っていた息子でしたが、時間になり意を決したように人の波に流されながらもお教室へ入って行きました。
もちろん母は勇気づけて見送るしかなく。
ただ、休ませる選択肢は母の中にはありませんでした。
問題解決当日 直後
本当に心配で心配で、ソワソワしながら帰りを待っていました。
時間になると満足げな表情で出てきた息子。
(あぁ、成功したんだ。良かったぁ;)
帰りの車内で詳しく聞くと
兄:お友達になれたよ!
母:うん!良かったね!どうやったか詳しく聞かせて!
兄:いきなり相手の子に鬼滅作戦(お友達になってよ作戦)はレベルが高すぎるから、まずはもう友達になっている子2人とそれぞれ鬼滅の話で盛り上がれるか試してみて。
成功したから、レベル99の例の子に「鬼滅好きなの?誰が好きなの?」って話しかけてみた。
そしたらあんまりよく分からないキャラクターだったんだけど、(主要キャラクターじゃない柱の人)
「あ!その人強いよね!でも詳しく分からないから教えてよ!」って聞いてみたら、いろいろ教えてくれて話して盛り上がったから友達になれた^^
母:おぉー!!!すごいじゃん!!!
本人にも伝えたのですが、
⚫︎まず勇気を出して話しかけた事自体すごい!
⚫︎知らないキャラクターだったけど、そこで自分の話をしはじめないで相手の話をさらに詳しく聞いた事が偉い!
⚫︎今まで嫌だった事も水に流して普通にお話し出来た事がすごい!
などなど、細かく褒めました^^
そして母的には、先ずは他の子で鬼滅の話をテストプレイしてみた事に驚きました。
そんな段階を踏む話は全くしていなかったので、本人なりに頭の中で何度もシミュレーションしていたのでしょうね〜、驚きです。
1番こじれかけた相手を攻略する事で全て解決したようです。
「鬼滅の刃」というブームで誰でも鬼滅好きな状態なのが更に良かったです。
(鬼滅の刃観せておいて良かったぁー;)
車内で全部聞き終わった後に母は「良かったぁ」と言いながら涙してしまいました。
緊張が一気に解けたのと安心したのとで^^;
胸を撫で下ろすというのはこの事だと思いました。
帰り道では「もう今年授業無いの嫌だなぁ。早く授業行きたい」と言った位です。
良かったぁー。涙
問題解決後 母感想
お気づきの方のいらっしゃると思いますが、S塾での出来事です。
揉まれてほしいという思いもあって転塾させたのですが、勉強の面だけではなく、人間関係でも揉まれる。。。
そりゃそうですよね、同学年が学校より数倍規模です。
人間関係のことについても予測は出来たのでしょうが、私の問題予測も覚悟も足りていなかったのかもと解決して数日経った今では思えます。
相手のお子さんも今思えば、悪意でやっていたのではないのでしょう。
男の子特有の友達のなり方の1つとしてちょっかいを出していたのかもしれません。
ともあれ解決して良かったのですが、何かあった時は母はもっとどんと構えてなくてはいけないのだろうなぁと反省しました;
ただ、息子に関しては本当に褒めてあげたいです。
とても勇気のいることだったでしょうし、その場での機転も偉いです!
これからも人間関係で色んな事を体験して成長していく兄妹なわけですが、その度にその時の全力で支えて応えてあげたいと思う出来事でした。
(あー、解決して良かったぁ;順当に行けばあと4年間通う場所ですからね^^;)
心配していただいた方々、どうもありがとうございました。
読んでいただきどうもありがとうございます。
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同じ事に興味がある方や似たような体験中な方、
子どもと一緒に頑張っているパパママさんと繋がれればと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。